チップについて

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2014年12月7日

 フィリピンのチップはいくら

 フィリピンで悩むことのひとつが「チップ」。日本ではチップ(心づけ)の習慣が日常的にないため、渡すタイミングや相手、チップの金額の相場がわからない。
 レストランでは税金12%以外に10%程度のサービスチャージ(SC))が会計に含まれていることがある。レシートを見てサービスチャージが含まれていたらチップは不要、なければチップを支払うという人もいる。つり銭の紙幣だけを受け取り、チップとしてコインを残していく人、つり銭にお金を足している人もいたりしてチップの額や払い方はさまざまだ。フィリピン人はサービスチャージの有無にかかわらずチップを置いていく傾向にある。
 レストランだけでなく、ゴルフ場のキャディ、理髪店やビューティサロン、マッサージ、配達員、ホテルのボーイさんやドアマン、ルーム・サービス係、タクシーを拾ってくれたガードマン、タクシー、カラオケなど、チップを払う場面がフィリピンにはたくさんある。
 空港やホテルのポーターには荷物1個につき1ドル、ルーム・サービスは枕銭(ピローマネー)として1ドルを心づけとして枕の下に置くというのが「国際相場」で、フィリピンでもそれなりのホテルや国際空港ではそれに従うのがよいとする意見がある。またチップを払うことでサービスがよくなり人間関係がより円滑にいくならこのチップの習慣をどんどん利用すべきという人もいる。

編集: 「ナビ・マニラ」 Navi Manila

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