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ナビマニラE-book 2024.12.19
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昨年11月、マニラのLRT( Light Rail Transit System、軽量高架鉄道)1号線の延伸工事のフェーズ1区間が開通し、新しく5つの駅が完成しました。マニラ首都圏パラニャーケ市に位置するこれらの駅の周辺には何があるのでし… 続きを読む
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フィリピノペディア 2025.01.15
昨年11月、マニラのLRT( Light Rail Transit System、軽量高架鉄道)1号線の延伸工事のフェーズ1区間が開通し、新しく5つの駅が完成しました。マニラ首都圏パラニャーケ市に位置するこれらの駅の周辺には何があるのでしょう。またどこへ行くのに便利な駅なのでしょうか。乗り鉄でも撮り鉄でもなく、しかし電車ヘビーユーザーのナビマニラ記者が実際に行ってみました。
レデンプトリスト(アセアナ)駅
Redemptorist (Aseana)
バクララン駅の次の駅となった新設駅の1つ目はレデンプトリスト駅。名前はローマ・カトリック教会において伝道師の集団を意味し、この駅の近くにあるバクララン教会の別称でもあります。
駅名が複数あったり、変更されたりするのはマニラの鉄道駅あるあるで、この駅もアセアナ駅という呼び方もあるよと、表示されています。アセアナは、この駅が所在するマニラベイエリア地区の名前にちなみます。
レデンプトリスト駅を降りると、まずプラットフォームから”フィリピンのコストコ”こと会員制スーパーマーケットのS&Rが見えます。改札を出ると歩道橋があり、そこから見えるのは教会とその周りに集まる屋台。歩道橋を挟んで教会の反対側には、シーフードマーケットとレストランが一体になったいわゆるシーフードダンパもあります。
この駅からはカジノがある統合型リゾート、シティ・オブ・ドリームズへ徒歩約15分。アヤラモールズ・マニラベイには歩いて約20分、モール・オブ・アジア(MOA)へは約30分となっています。
ミア駅
MIA
リデンプトリスト駅を出ると、次はミア駅。英語で3文字のLRT1号線で一番短い駅名です。従来はエドサ(EDSA)駅の4文字でした。さて、ミアとはいったい何かというと、ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)の旧称、マニラ・インターナショナル・エアポートの略。ミア・ロード駅という呼び方もされます。
この駅はNAIAターミナル2の最寄り駅とされているようですが、グーグルマップによると歩けば30分はかかると出てきます。最寄り駅というには無理があると思うのですが……。アヤラモールズ・マニラベイには歩いて約15分で行けます。
アジアワールド(PITX)駅
Asia World (PITX)
個人的に今回の新設駅で一番「おお!」っとなったのがこのアジアワールド駅。なんといっても巨大バスターミナルのPITX(パラニャーケ・インテグレーテッド・ターミナル・エクスチェンジ)に直結。改札を出てエレベーターに乗って進めば、そこはもうPITX。飲食店をはじめさまざまな店が立ち並び、多くの人でにぎわっています。
LRTならマカティからPITXまでタクシーで行くよりも安く、エドサカルーセル・バスで行くよりも早く行けることでしょう。バスでバギオなどへ行くときにとても便利になりました。まさにPITXに行くために生まれたような駅なので、駅名をアジアワールドよりも、PITXをメインとした方がいいと思うのですが。
ニノイ・アキノ駅
Ninoy Aquino Avenue
駅名はご存じフィリピンの歴史を語るうえで必ず言及される人物、ニノイ・アキノ氏に由来。すでに空港に名前が付いていますが、LRT駅にも付きました。ニノイ・アキノ駅またはニノイ・アキノ・アベニュー駅と呼ばれます。
駅内にはNAIAターミナル1はこちらへと表示が出ていますが、駅を出るとサリサリストアが立ち並ぶローカル色満載で空港があるとは思えない雰囲気のエリア。ターミナル1へは、歩くと30分はかかるようです(グーグルマップにて)。ミア駅同様、なぜこの駅に空港への最寄り駅のような表示があるのかわかりません。
ドクター・サントス駅
Dr.Santos
今回新設された最終駅であるドクター・サントス駅。名前はパラニャーケ出身でリサール州知事を務めたアルカディオ・サントス氏にちなみます。米国統治時代、パラニャーケはリサール州の一部でした。マニラ首都圏の市となったのは1975年です。
駅から歩いて約3分のところにショッピングモールのSMシティスカットがあります。ドクター・サントス駅は「旧称スーカット(Sucat)駅」と表示されていることがありますが、ほかの駅のように別称として表示されていません。ですので、スーカット駅と呼ぶのはスカッとやめましょう(失礼しました)。
たまにはマニラ首都圏中心地からLRTで足を延ばしてパラニャーケ市を巡ってみてはいかがでしょう。なお、LRT1号線はドクター・サントス駅からさらにマニラ首都圏ラスピニャス市、カビテ州バコオル市へと延伸される計画です。