フィリピンの電圧と電源

この記事をシェア

2014年12月7日

 フィリピンの電圧

  フィリピンの電圧は220ボルトで周波数60ヘルツ。それに対して日本の電圧は100ボルト、周波数は東日本50ヘルツ、西日本60ヘルツである。
 このため日本で購入した電気機器をフィリピンで使う場合には、変圧器(transformer)が必要になる。ただし最近のデジカメやパソコン、スマートフォンなどの充電器(ACアダプタ)は「全世界対応」になっており、フィリピンでも変圧器なしで使える。この場合は充電器に「INPUT(入力電圧):100-240V,50-60Hz(周波数)」と書かれている。つまり240ボルトまでは使用できるという意味なので、充電器の入力電圧表示は必ず確認してみよう。
 フィリピンの電圧に対応していない日本製100ボルトの電気機器を使う場合には、電圧を変換する機器である変圧器を購入しよう。電気器具や工具、生活用品を売っている「ハードウェア(Hardware)」に行けば必ず売っている。ハードウェア店は街中にもあるしSMなどショッピングモールの中に必ずある。

 プラグとコンセントの形

 プラグ(Plug)は差し込む方で、コンセントは差し込まれる電源の穴。フィリピンではコンセントは「アウトレット (outlet)」と呼ばれている。
 日本の電化製品のプラグの形は平型のピンが縦に2つ並んだタイプのもの。フィリピンのプラグも基本的に同じ形をしているので形状変換プラグは不要である。ただし、日本でもパソコンやOA機器用のピンの下にアース用の丸ピンがついた3ピンタイプのものを見かける。このタイプのコンセント用のプラグもフィリピンでは比較的よく見かける。オフィスのコンセントにはこの形のものも用意されていることが多い。形が異なるときには形状変換プラグを使おう。ハードウェア店に行けば50ペソ(125円)前後で売っている。形状変換プラグにはこの3ピンタイプ用から、丸型ピンが2つ並んだものなど数種類がある。

※料金表示は10,000円=4,000ペソで計算

編集: 「ナビ・マニラ」 Navi Manila

Advertisement