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Vol.100の記事一覧

『ナビマニラ』創刊100号記念旅行へ行ってきました。行き先は、100にちなんでその名もハンドレッド・アイランド(Hundred Islands)国立公園!マニラからバスで行けるまさに別世界!! ご家族やお友達との短期旅行の目的地リストにぜひ加えてみてはいかがでしょう?

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4月はフィリピンの夏到来! 夏といえば海、海といえばマリーンスポーツですが、どうしてフィリピンの海はダイバーたちを魅了してやまないのでしょうか。フィリピンでのダイビングの魅力について、パシフィコアズールリゾートの益田明さんに聞きました。

フィリピンでおいしいイチゴとの出会いを求めて、ルソン地方北部ベンゲット州ラトリニダッドへ。「ストロベリーフェスティバル2023」とイチゴ狩りの体験レポートをお届けします!

ブラカン、カガヤン、バクララン、パンガシナン。これらすべての共通点は、最後が-anで終わる地名だということです。フィリピンの地名の由来や歴史について日英・タガログ語通訳のデセンブラーナ悦子さんが解説します。

フィリピンと日本をつなぐ人に直撃インタビュー。25の質問に答えていただきました。今回はマニラ・ハポンズ・ラグビー・フットボール・クラブで主将を務め、フィリピン・イーグルス・ラグビークラブにも所属する生粋のラガーマン、幸村俊介さんです。

4月にマニラ首都圏とその他ルソン地方で開催されるイベントの情報をお届けします。お出かけの計画にご利用ください。

ナビマニラ4月号2023年(Vol.100)巻頭企画:夏だ!海だ!マリンスポーツだ!!/「フィリピンはダイバーの楽園」パシフィコ・アズール 益田明さんインタビュー/めざせ!ダイビングライセンス取得/絵のように楽しむ海中世界シュノーケリング/フィリピンで波乗りデビュー サーフィン/イチゴがいっぱいラトリニダッドストロベリー・フェスティバル2023/100号記念ツアーレポート気軽に週末島巡りハンドレッド・アイランド/連載コラム:フィリピノ・ワールド/マニラで直撃一問一答Q25/北の町バギオから/4月イベントガイド/ナビセブ創刊号/読者アンケート/スタッフダイアリー@928

 

 

『ナビマニラ』創刊100号ということで、何かせねばと思い立ち、何をしようかと考えるうちに思いついたのが記念旅行。100にちなんだその名もハンドレッド・アイランド(Hundred Islands)国立公園に行ってきた。

 

週末にバスで行ける別世界

 

 100号記念にピッタリな名前のハンドレッド・アイランドがあるのは、ルソン島北東部イロコス地方パンガシナン州。金曜日の深夜バスでマニラを出て、ハンドレッド・アイランドの看板の写真だけ撮って帰ってくる弾丸旅行の予定だった。最寄りの街アラミノスに着き、ジョリビーで朝食のパンケーキを食べている時までは、そのつもりだった。しかしいざハンドレッド・アイランドの入口に着くと、天気も良く、景色もいい。みんな楽しそう。

 

 

 

 

 これはやはり自分で見ておかねばと思い、結局ツアーガイドと一緒に、バンカーボートで島巡りをすることにした。これは、ジャーナリストとしての使命感に基づく行動にほかならない。ガイドのフレデリックさんによると、ハンドレッド・アイランドには123の島(124という説も)があり、そのうち上陸できるのは15、観光のために開発されているのは4つとのこと。青い海に点在する島々について、フレデリックさんが説明してくれる。

 

 「あちらはモンキー・アイランドです。サルが住んでいて、魚を取って食べます」

 「向こうに見えるのは、タートル・アイランド。その隣はクロコダイル・アイランドです」

 私「カメやワニが住んでいるんですね」 

 

 フレデリックさん「いいえ、島の形がカメやワニに似ているからそう呼んでいます」

 

 

 島の名前の由来に統一性はないようで、歴代大統領の名前にちなむ島もある。

 

 

個性的な島々

 

 最初に上陸したのはガバナーズ・アイランド(Governor’s Island)。テレビのリアリティ番組「ピノイ・ビッグブラザー」で使われた家や鍾乳洞がある。湾に連なる岩に、鍾乳洞のある島。何かデジャブだなと思っていたら、ベトナムのハロン湾もこんな感じだったと思い出した。ハロン湾は世界遺産に登録されている。ハンドレッド・アイランドもその気になれば世界遺産になれるかも。がんばれ、ハンドレッド・アイランド!

 

 

 次に向かったのはマルコス・アイランド(Marcos Island)。シュノーケリングに適したビーチと、洞窟の中に天然のプールがあって飛び込むことができる。私はどちらもせず、売店でサンミゲル・ピルセンを買う。朝11時に絶景を眺めながら飲むビール。ハンドレッド・アイランドはいいところだ。

マルコス・アイランドの洞窟内にある天然のプール。飛び込んだ人によると水はかなり冷たいらしい。

マルコス・アイランドでのランチはブードルファイトスタイル。ハンドレッド・アイランドでサウザンド・アイランド(Thousand Island)ドレッシングを使う。

 

 3番目に上陸したケソン・アイランドは、最も開発されている島。宿泊できるエアコン付きゲストハウスやジップラインなどがある。私は泊まりもせず、ジップラインにも挑戦しなかった。何もしないぜいたくとは、このことだ。

 

ケソン・アイランドのパビリオンは日帰り、宿泊利用どちらもOK。

 

 最後に寄ったピルグリメージ・アイランド(Pilgrimage Island)は、その名の通り17メートルの巨大キリスト像や教会などの巡礼スポットがある。高台に立つキリスト像からさぞすばらしい景色の写真が撮れるだろうと思ったが、行くまでに1400段の階段を登らなくてはならないと聞いてあきらめた。近道もあるらしいが、やめた。そして、約5時間の島巡りを終えた。

落ち着いた雰囲気のピルグリメージ・アイランド

 

 きれいな海とビーチを求めて旅行を計画すると、多くの人はパラワンやボラカイを考える。しかし、マニラからバスで行けて1泊2日、あるいはハードだが日帰りでも楽しめるハンドレッド・アイランドはもっと注目されてもいいと思う。100号を迎えたナビマニラは、ハンドレッド・アイランドに100点をあげたい。(T)

 

 

ハンドレッド・アイランドへの行き方

 マニラ首都圏からハンドレッド・アイランド最寄りの街アラミノス(Alaminos)へはバスで約4時間30分から6時間。ビクトリーライナー(Victory Liner)やファイブスター(Five Star)バスが、首都圏パサイ市やケソン市クバオのバスターミナルから出ている。アラミノスに到着後、ハンドレッド・アイランドの入口(ルカプ・ワーフLucap Wharf)まではトライシクルで約20分。トライシクルはバスターミナルから徒歩約5分で行けるショッピングセンター、ネポマート(Nepo Mart)周辺に多い。

 

ルカプ・ワーフのツーリズムオフィスで島巡りの前にバンカーボート代や環境税などを払う。