マニラ国際無声映画祭12月4日開幕

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2020年12月2日

 マニラ国際無声映画祭 (14th International Silent Film Festival Manila)が12月4日に開幕し、6日まで開催される。今回は日本、ドイツ、フランス、イタリアからの計10作品をオンラインで無料配信。
 日本からは国立映画アーカイブ所蔵「日本アニメーション映画クラシックス」より短編無声アニメ映画6作品が出品される。

 

配信スケジュール(マニラ国際無声映画祭フェイスブック)

 https://www.facebook.com/events/401536034306206/

 

視聴はこちらから→ www.iwatchmore.com

 

〈12月4日配信〉

「日本アニメーション映画クラシックス」より

午後6時〜

The Dull Sword 
なまくら刀(1917年/4分)

現存する日本最古のアニメーションとして知られる作品。刀を買った侍は斬れ味を試したいと考えて、盲人を切りつけるが・・・・・・。。

 

Burglars of “Baghdad” Castle
馬具田城の盗賊 (1926年/14分)

怠け者の団子兵衛という若者が、龍の城の宝物を手に入れてお姫様から認められるべく冒険に出る。果たして団子兵衛は願いをかなえることができるのか。

 

 

The Animal Olympics
動物オリムピック大會  (1928 年/ 13 分)

動物たちのオリンピックが開幕。思いもがけぬ展開の中、見事勝利を手にするのは?

 

 

Two Worlds
漫画二つの世界(1929年/15分)

イソップ童話「アリとキリギリス」を基に、一所懸命働く者と遊んでばかりいる者を対比し、勤勉であることの大切さを説く。

 

Old Man Goichi
五一ぢいさん (1931年 / 11 分)

水車小屋の前で子どもたちに話を聞かせるおじいさん。大きな肉のかたまりを2匹の犬の前に置くとどうなるか? おじいさんが子どもに伝えたいこととは?

 

 A Day after a Hundred Years
百年後の或る日(1933年 / 10分)

戦争で死んだはずの荻野さんが、2032年の現世に呼び戻され、火星へと旅立つ。

 

(写真提供:国際交流基金マニラ)

 

〈12月5日〉
午前11時
The Silent Killer(イタリア)

母親と2人の子どもが、海外にいる夫に出会うべくイタリアを出るがコロナ禍によるロックダウン、旅行禁止措置のため、困難を極める。 

午後6時
Malombra(イタリア)

マリナは孤児となり、叔父が住む城で暮らすようになる。そしてある手紙を見つけ、忌まわしい真実を知る。 
 
 
〈12月6日〉
午前11時
The Manor of Fear(フランス)
見知ぬ住人とその使用人が1軒の家に住み着いて以来、村では恐ろしい事件が続けて起きる。村人は恐れおののく中、1人の若者ジャンが真実を解き明かすべく立ち上がる。
 
午後6時
Metropolis(ドイツ)
2026年の未来都市。平和で平等、繁栄に満たされた社会と思われたがその実態は・・・・・・。フリッツ・ラング監督によって1927年に製作された本作品は、その後のSF映画に多大な影響を与えた。

 

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