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マニラ現地紙ナナメ読み 1 

2020年8月18日

フィリピンで発行されている現地紙の中から、気になる話題をお届けします。

 

 

コロナ禍で治安悪化? 実は犯罪減少

 

 コロナ禍による防疫が始まってから、治安の悪化が懸念されています。しかし、8月15日付『マニラブレティン』に、防疫中のこの5カ月間の国内犯罪発生件数は49%低下したとの記事が。新型コロナ対策省庁間タスクフォースによると、昨年10月19日から今年3月16日までの犯罪発生件数は2万5,200件だったのに対し、3月17日から8月13日までは1万2,847件に減少。この統計は殺人、強盗、窃盗、性的暴行、自動車盗難など8つの凶悪犯罪の発生件数を示したもので、これによると1日の発生件数が168件から86件に減ったとのこと。

 

イメージ写真

 

 地域別では、ビサヤ地方が6,447件から3,115件、52%減少。ルソン地方は1万3,410件から6,447件、49%減少、ミンダナオ地方が5,313件から2,954件、44%減少となっています。犯罪別では自動車盗難182件から53件と71%減少、オートバイ盗難1,615件から498件、69%減少と、最も発生件数が減りました。

 

 コロナ禍による治安の悪化は杞憂? 3月末に恐喝事件に巻き込まれた身としてはちょっと納得できないものがありますが・・・・・・。自動車やオートバイの盗難が減ったそうですが、自転車に乗る人が増えている今、自転車泥棒の発生が増えていたりして。

 

 

罰金ディスカウント実施中

 

 ケソン市では公共の場でマスクを着用していない場合は、その違反の度合いに応じて1,000ペソ〜5,000ペソの罰金が科せられることになっていました。しかし、8月16日付『インクワイアラー』によると、この罰金額が300ペソ〜1,000ペソへと大幅に引き下げられました。理由はコロナ禍による経済状況の悪化で、違反者にとって罰金を払うのが厳しいという現実を考慮したとのこと。
 やさしいケソン市。違反を未然に防ぐための罰金であることを思えば、ちょっと違う気がしますが。罰金が減額されて、これなら大丈夫と平気でマスクをしない輩が増えないことを願います。

 

 

すごい、う〇こパワー

 

 正直、このような記事を載せるのはいかがなものかと思いましたが、英字紙1面に載っていた(小さくですが)のと、日本で『う〇こ漢字ドリル』がベストセラーとなったこともあり、掲載することにしました。お食事中の方はご注意ください。

 英字紙『デイリートリビューン』8月15日付1面掲載記事「う〇こパワー(Poop Power)」によると、マニラのイントラムロスや中華街ビノンドで馬車(カレッサ)のビジネスを営む人たちが得る収入は、観光客からの馬車運賃だけではないそうです。馬糞を集め、肥料として使う野菜農園に売って副収入を得ているんだとか。また家畜のフンから発生するバイオ燃料は、小さな発電所を稼働させることができるほどなのだそう。

 

 自然界でも、う〇こは大事な働きをしていて、海鳥のフンはサンゴの栄養となり、そのサンゴ礁で魚類が育つ。その経済的な効果は、少なくとも6億米ドルに達すると試算されています。

 

 う〇こによっては、防御効果があるものも。ドイツ・ミュンヘンのサーカスのライオン調教師は、地元の人にライオンのフンを瓶詰めにして6米ドルで販売。買った人は何に使うのかといえば、庭などにまいて野良猫など動物が侵入してくるのを防ぐ効果があるそうです。百獣の王はフンでさえも、ほかの動物を寄せ付けないほどの威厳があるのでしょうか。

 

 この記事では、う〇こも汚い、臭いという面がある一方でしっかり役に立つ面があること、すなわち、世の中のあらゆる物にはいい面とそうではない面があり、う〇こも然りと述べています。