【セブ通信】セブでビーフといえば、イチオシはこの店!

この記事をシェア

2023年3月7日

蝶谷 正明(セブ日本人会)

 

 

 

 スーパーマーケットの肉売り場に行くと、ポークとチキンに囲まれて肩身の狭いビーフのコーナーがあります。以前、裕福なフィリピン人の友人を招いて焼肉パーティーをしたとき、少々無理をして輸入ビーフとポークを出したところ、友人はビーフには手を付けなかったことがありました。やはり豚肉好きなのがフィリピン人なのでしょう。

 

 

 でも、私はステーキ、焼肉が大好きです。スーパーの精肉コーナーにはフィリピン産、オーストラリア産、米国産、冷凍庫には輸入品のステーキカットも並んでいます。ビーフシチューやカレーには国産ブロック肉と飲み残しの赤ワインを圧力鍋に投入して煮込みます。こうすればやわらかく、また肉の臭みも飛んでしまいます。しかし、ステーキは輸入肉に限るというのが私の持論です。冷凍物は厚さが2cm程度しかないうえ、結構な値段がします。

 

 

 

 

 

 そこでセブ在住の外国人に人気なのが、韓国系の肉屋パール(Pearl)。バニラドの小規模モールBTCの向かい(写真)と、マンダウエのA.S.フォーチュナ通りに店があります。この店では以前に比べると豚肉の扱いが増えてきていますが、米国産ビーフがメイン。冷凍のブロックをステーキからしゃぶしゃぶ、すき焼き、焼肉用とお好みの厚さに目の前でカットしてくれます。ひき肉もその場でひき、皮や骨などは入っていません。ステーキ用には1キロ1000ペソのテンダーロインを3cm以上にカットしたものがおすすめです。特別な日には、2000ペソのリブアイを、自分の好みで楽しむと最高です。

 

 

 私は全体が鋳物で作られたフライパンのスキレットを使ってレアに焼き上げ、皿に移して数分置いてからナイフを入れます。この店のビーフはコスパがよく、フィリピン人スタッフも肉についての知識を持っていて適切なアドバイスをしてくれます。ぜひ一度お試しください。

 
Advertisement