Let's Enjoy Fishing @ Puerto Galera

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2017年3月25日

初心者でも気軽にフィッシング
By マイク白石

バンカボートに乗って女性や家族連れもフィッシングが楽しめます。


ダイビングで世界的に有名なプエルトガレラは、マニラ首都圏南郊のバタンガス港から船で約1時間のところにある、ミンドロ島最北端の町です。世界で最も美しい入り江としてユネスコにも選ばれた、海に恵まれた小さなリゾート地です!
今回はマニラから近いにもかかわらず穴場的な存在のプエルトガレラでの魚釣りをご紹介したいと思います。
フィッシングに関しては地元の漁師さんたちを除けば数人の外国人が魚釣りを楽しんでいるくらいでまだまだ未開発の地域です。
ひとくちにフィッシングと言っても浅場での小物釣り、水深約100メートル前後までの五目釣り、電動リールを使用し特定の魚種を狙った中深場釣り、アンカーを使用したコマセ(寄餌を使用)釣り、生き餌を使用した大物狙いの泳がせ釣り、カツオやマグロ、シイラ、カジキマグロなどの回遊魚を狙うトローリング等々とたくさんのスタイルがあります。
プエルトガレラはビーチからの投げ釣りに適した場所はほとんど無いためバンカーボートを使用した船釣りがメインになります。
今回は家族連れでも楽しめる流し釣り(五目釣り)をご紹介します。
流し釣りとは 水深30メートルから100メートル前後の岩礁地帯(根)や小根と砂、砂礫の混成地を風や潮流と共に船を流し広い範囲を探っていく釣り方です。
風の強い日はシーアンカー(パラシュート)を使用し船の流れをコントロールし釣りやすくします。仕掛けは4本から6本ぐらいの釣り針を使用し一番下にオモリをセットします(ドウツキ仕掛けと言います)。慣れないうちは魚がかかった時取り込みの回転も速いので3、4本針ぐらいが扱いやすいと思います。
エサは身エサと言ってムロアジやサバ、カツオ、小型マグロなどの切り身、イカ短冊、キビナゴなどの小魚などを使用します。
釣れる魚の種類は高級魚のラプラプ(ハタの仲間)、チカメキントキ、ミナミキントキ、小型カンパチ、ツンブリ、ハマダイ、アマダイ、フエフキダイ、シロダイ、オジサン、カワハギ、イトヨリダイ、ソコ、イトヨリ、イサキ、アオチビキ、オオグチイシチビキ、タマガシラ等々 多種にわたります。
五目(5種類の魚)はもちろん 時には十目(10種類の魚)を超えるときもあります。仕掛けが比較的細い糸のため 時々ドカーンと一発で大物に仕掛けごと持っていかれることがありますが、その時は次回の釣行でいかにリベンジをするかと考えることも楽しいものです。
(次回へ続く)

プエルトガレラへの行き方
Access to Puerto Galeraマニラ首都圏から
①シーカットバス(Sikat Bus)利用
マニラ市内のマビニ通りにあるCity State Tower Hotelから毎朝午前8時30分に出ている。
Tel :(02)708-9628
バタンガス港まで約2時間、バタンガス港から
プエルトガレラ港(Muelle)まで1時間強。
料金:片道800ペソ(バスと船の代金がセットになっている)。シーカットバスは自家用車利用以外の非常に安全な交通手段です。②一般のバス利用(旅慣れた方向き)
マニラ市内のブエンディア通りとタフト通りの交差点からバタンガス港行きの乗り合いバスを利用。バス会社はCeres、JAM、ALPS 等。
バタンガス港までの所要時間:約2時間(片道約170ペソ)
バタンガス港からプエルトガレラ行きの船に乗る。行き先はプエルトガレラ港(Muelle)、ホワイトビーチ、サバンと3ヶ所あるので目的地によって選んでください。料金:片道:230 ~280ペソ。船会社: MSL、FSL等③自家用車利用
高速道路がバタンガス市内まで直結しています。所有時間:約90分バタンガス港内に有料駐車場があります。
上記以外にバタンガス港でターミナル使用料30ペソ、プエルトガレラ到着時に環境保全税50ペソがかかります。またバタンガス港で空港並みの手荷物検査がありライターは持ち込み禁止になっていて見つかると高級ライターでも取り上げられますのでご注意ください。

 

マイク白石
プエルトガレラの海とフレンドリーンな人々に魅せられ2002年より住み着く。ダイビングインストラクター、フィッシングガイド、漁師として海三昧の日々を送っている。プエルトガレラホワイトビーチに在住。
Puerto Galera Ocean Club &Summer Connection Beach Resort Tel :(0939)550-0007 / (0917)981- 0077
E-mail : pg_ocean_club@yahoo.co.jp
プエルトガレラの事なら何でもお気軽にお問い合わせ下さい。

◎ Navi Manila Vol.29 より

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