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月曜日の朝のブルゴスにて

2021年2月8日

 

 NFL(全米プロフットボール)王座決定戦スーパーボウルのカンザスシティ・チーフス対タンパベイ・バッカニアーズを見るために、今朝ブルゴスのスポーツバーへ行ってきた。ブルゴスへ行くのは、ほぼ1年ぶりだ。

 

 

 このバーのフェイスブックに朝6時からスーパーボウル放映、予約承り中とあったので、早く起きることができなかったらあきらめようと思っていた。ところが、家の近所で旧正月のライオンダンスのけたたましい音がして目が覚めたのが朝6時過ぎ。これは「スーパーボウルを見に行け」というライオンダンスのおめでたいお告げと思い、出かけることにした。

 

 

 現地に着いたのが8時少し前。広いけれど密閉空間そうな店内を避けて、外の席で観戦する。客はフィリピン人のグループ2組と欧米人のグループ1組、あとは私のようなお一人様が数名で合わせても12、3人ほど。バスケットボールの試合だったら大勢のフィリピン人で盛り上がるところだが、そんな状況とはほど遠い。フィリピンも歴史的に米国の影響があるのだから、もう少しアメフトが盛り上がってもいいのに。

 

 私はともかく、平日の月曜日の朝というのに皆さん仕事はどうなのかと思っていたら、時々、フィリピン人グループの男性が席を立って電話し、何やら数字を言っているのが聞こえてくる。おそらく自分でビジネスや投資をやっている方々で、余裕のある方々とお見受けした。アメフトを見に来るということは、米国留学などされたことがあるやんごとなき家の方かもしれない。タンパベイがタッチダウンで得点すると喜んでいたことから、フロリダ州に縁がある方かもしれない。

 

 

 肝心の試合の方は、第2クォーター終了時点でタンパベイ圧勝かもという雰囲気が出てきた。そして気付いたのがこのスポーツバーが放映しているのは英国BBCの中継で、米国で放送しているCBSとの放映権の問題なのか、テレビコマーシャルがない。CMが入るところは解説者たちによる座談会が挿入される。スーパーボウルはテレビCMが楽しみでもあるので、ちょっと興ざめである。

 

 

 朝食はこの店によるとスーパーボウルスペシャルらしいのだが、店のオーナーがオーストラリア人だからなのか、オージーブレークファストと名付けてある。イングリシュブレークファストとの違いは何なのだろうか。アメフトの試合なのだから、せめてアメリカンブレークファストとでも呼べばいいのに。

 

オージー・ブレークファスト。コーヒー付きで399ペソ。ベジマイトが付いてきたらもっとオージーらしいのに。

 

 その後もタンパベイが得点を重ねて、終了時間あと4分ほどのところで画面が静止した。でも客から残念そうな反応もない。もしこれが1点を争う好ゲームだったら、店に文句を言う客もいたかもしれない。いや、それほど思い入れを持って見ていた人はいないだろう。第4クォーターが始まってから私の近くの席にやって来たおじさんに、「何が起こったんでしょうねえ」とあいさつがてら話しかけたが、聞こえたのか聞こえないのか、全く反応がなく撃沈した。放送は約10分後に戻ったが、まだ試合は続いている。ストリーキングが乱入したせいで試合が止まっていたのか、それとも生放送じゃないのか?

 

 

 いろいろ突っ込みたくなったスーパーボウル観戦。月曜日の朝、天気も良く、人通りも車も少ないブルゴスはなかなかいいものだと思った。しかし、空き店舗と書かれたところがめだつのを見ると、コロナのせいで街が寂れてきているようで、複雑な気持ちになる。夜のブルゴスは今、どうなのだろう。

 

 なお、フットボールを観戦しながらビールを飲んでいる方もいた。月曜日の朝に飲むビールはさぞおいしいだろう。しかし、記者は誘惑に負けることなく、コーヒーを飲んで目を覚まし、気持ちを整えてから会社へ戻り、仕事をしたことは言うまでもない。(T)