マニラで直撃 一問一答Q25 長江 英樹 さん

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2022年10月4日

 

 

 

長江 英樹 さん  Nagae Hideki

 

 

住宅メーカー勤務。1972年生まれ。岐阜県岐阜市出身。信州大学大学院農学研究科森林科学専攻修了。
「子どもの頃はピアノを弾いていましたが、大学からオーケストラでバイオリンを演奏するようになりました。バイオリンを始めてから祖母に『あなたの曽祖父はバイオリンの先生だった』と聞いて驚きました」

 

 

現在、『マニラ弦楽合奏同好会』で、バイオリンやビオラを弾いています。

気軽に弾きたい曲を持ち寄って楽しんでいる集まりですが、コロナ禍でメンバーの帰任等が重なり、一時期は15名程度から最少2名にまで減りました。今またメンバーが増えつつあり、合奏に興味のある方を大募集中です。
 以前行っていたステージやホームコンサート、ボランティアといった演奏機会も、状況を見ながらメンバーと相談して検討していきます。

レベルや編成に応じて臨機応変に楽しんでいますので、フェイスブックからお気軽に声をおかけください!

 

フェイスブック

 

 

 

 

Q1 フィリピンに来た年は?

 

 1997年4月から5年間駐在して帰国後、2007年1月に再赴任して現在に至っています。在比歴はのべ20年を超えました。最初に来た頃は為替レート1万円が2,050ペソ。タクシーやバスのエアコンも珍しく、BGCはまだほとんど草地でした。

 

 

Q2 フィリピンに来た理由は?

 

 海外渡航経験は一切なかったのですが、新卒で入社したその日にフィリピン勤務が決まり、その翌日にパスポート取得の申請を済ませて最短で赴任しました。フィリピンに対しては良いイメージも悪いイメージも全くなく、ニュートラルな状態でした。

 

 

Q3 今、フィリピンで住んでいるところは?

 

 パサイ市のコンドミニアムです。以前はマカティやパラニャーケ市にも住みました

 

 

Q4 フィリピンの「ここが好き」

 

 明るく、音楽的資質に恵まれている人が多いこと。コロナ前はホテルのラウンジで演奏する当地の音楽家と知り合い、一緒に演奏していました。このような交流は飽きることがなく、コンサートや生演奏めぐりも楽しいです。

 

 

Q5 フィリピンでうれしかったことは?

 

 合同演奏やバドミントン、フットサルなど日本人のコミュニティーがいろいろあり、初心者であっても快く受け入れてくれて楽しく参加できたこと。

 

 

Qフィリピン暮らしで困ったことは?

 

 デング熱だけは本当にニ度とかかりたくないです。

 

 

Q7 趣味や休日の過ごし方は?

 

 昔からの趣味であるバイオリンやビオラでの弦楽合奏のほか、マニラで始めたバドミントン、ゴルフ、フットサル。またコンサートや生演奏めぐりをしています。

 

 

Q8 今、凝っていることは?

 

 大学での専攻も仕事も木材や森林に関連しているのですが、そのつながりでシロアリの生態についてとても興味があります。今、仕事場の敷地の一角にシロアリの実験ができる場所を作り上げ、こっそり実験をしています。

 

 

Q9 マニラでお気に入りの場所や店は?

 

 コロナ禍前は、飛び入りで演奏させてもらっていたホテルのラウンジがいくつかありました。最近また再開しつつあるので、少しずつ開拓していきたいと思っています。

 

 

Q10 フィリピン国内の好きなところは?

 

 バンブーオルガンがあるラスピニャス教会(マニラ首都圏ラスピニャス市):竹製のパイプオルガンの温かい音色は、ここでしか聞けません。

 ルソン島北端のサンタ・アナ(カガヤン州):ふらっと長距離バスで行ったまま帰ってこれず、欠勤したことがあります。

 

 

Q11 住んだことがある国は? 

 

 社会人生活のほとんどがフィリピンとともにあります。

 

 

Q12 お気に入りの国や都市は?

 

 フィンランドのヘイノラ、カナダのバンフ、オーストリアのザルツブルク、チェコのプラハ、米国アトランタなど、きれいな山や森が近くにあるところ。

 

 

Q13 海外旅行で行きたい国は?

 

 良質なバイオリンの表板が採れるルーマニアで、楽器製作者を訪ねてみたい。

 

 

Q14 コロナ禍が終息したら、何をしたい?

 

 世界の森めぐり、楽器製作者めぐり。

 

 

Q15 果てしなく食べたい好物は?

 

 ランブータン、ランソネス。

 

 

Q16 好きな有名人は?

 

 今一番輝いているドイツの男性バイオリニストのアウグスティン・ハーデリッヒ。この人の音楽だけは他と違って聴こえます。

 

 

Q17 好きな酒は? 

 

 なめる程度どころか「嗅ぐ」といったレベルですが、ジンが好き。ヒノキ科の低木針葉樹のビャクシンの実をジュニパーベリーというのですが、これらを香りづけに使うため森の香りがして落ち着きます。ジンの中でも森林国フィンランドのものがとりわけ好きです。

 

 

Q18 好きなスポ―ツは?

 

 バドミントン。一番多い時で週に5回、1日に2回プレーしていたこともあります。そのほか、ゴルフ、フットサル、そして、高校時代に部活動でやっていたボクシングも好きで今も時々やります。

 

 

Q19 好きな本は?

 

 『モオツァルト』(小林秀雄著)

 

 

Q20 好きな音楽は?

 

 クラシックの弦楽器中心ですが、最近はジャズやボーカルも良く聴きます。昔はマカティのグロリエッタ3にタワーレコードがあって、よくクラシックのCDを買いました。持っているCDの枚数を4,000枚まで数えたところで断念し、気付いたことが「生の演奏に勝るものはない」

 

 

Q21 好きな映画は?

 

 『インセプション』。人間の意識がいくつもの重層になっていることが表現されていて、無限の可能性を感じました。

 

 

Q22  絶対無理なものは?

 

 サメ。家族でパラワンへ行ってシュノーケリングをしていた時、自分の周りを1匹の大きなサメが円を描くように泳ぎました。その時に見たサメの冷たい目は、忘れることができません。

 

 

Q23  特技やプチ自慢は? 

 

 森や山の中で、動物や鳥の気配がわかること。

 

 

Q24 今、ほしいものは?

 

 バイオリンの弓の毛替えが何年も出来ていないので、毛替えをしたいです。

 

 

Q25 5年後はどこで何をしていたい?

 

 弦楽合奏のメンバーが増えて、山小屋みたいなところで合奏や弦楽四重奏などを楽しみたい!

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